ザリガニが死んだら遺体を川や池に捨てないで!正しい見送り方を解説

地面のザリガニ

ザリガニは条件付特定外来生物に指定されています。
ザリガニの遺体に付着した寄生虫や細菌が、川や池の生態系を破壊してしまう可能性があるため、自然に還すのは絶対にやめましょう。
このページではザリガニが死んだらどのように遺体を処理すべきかについて解説いたします。

このページでわかること

まずはザリガニが本当に死んだのか確認する

灰色のザリガニ

ザリガニが死んでいると思ったら、まずは落ち着いて、ザリガニの状態を確認しましょう。
動かない、ひっくり返っている、触れても反応しない場合はすでに亡くなっている可能性があります。
万が一、脱皮の途中でじっとしているだけのこともあるため、すぐに判断せずに数時間様子を見てみましょう。


また、ザリガニは死ぬと体の色が茹でられたように赤くなります。
これは、ザリガニの体内に含まれる色素が変化するためです。
そのため、普段の色と明らかに異なる場合は、すでに亡くなっている可能性が高いでしょう。
さらに、ザリガニは死後しばらくすると腐敗が進み、異臭を発するようになります。
特に夏場などの高温環境では腐敗が早まり、他の生物を引き寄せる原因にもなります。
水槽内で長時間放置すると水質が悪化し、悪臭が強まってしまいますので、早めに水槽から取り出しましょう。

ザリガニの遺体を川や池に流したり、埋めたりしてはいけない

水の中のザリガニ

ザリガニの遺体を川や池に流してはいけません。
自然に還してあげたいという思いから、水辺に流したくなるかもしれませんが、これは不法投棄に該当する可能性があります。
また、ザリガニの遺体には寄生虫や細菌が付着している可能性があり、それらが水中に放出されることで、生態系に深刻な影響を及ぼすことが考えられます。
遺体を流すことが他の生物への感染拡大の要因となり、在来の水生生物や植物に悪影響を及ぼす可能性が高まります。

また、川や池だけでなく、公園や山林などの私有地以外に埋める行為も法律で禁止されています。
他人の土地に遺体を勝手に埋めることは、法律上の不法行為であり、トラブルの原因となることもあります。
さらに、土の中で分解される過程で悪臭を放つことや、カラスや猫などの野生動物に掘り起こされるリスクも考えられます。
埋葬したつもりでも、別の動物が掘り返してしまい、結果的に遺体が外に出てしまうというケースも少なくありません。

自然を思いやる気持ちは大切ですが、それが生態系の破壊につながらないよう、適切な処理を心掛けましょう。

ザリガニの遺体は燃えるゴミとして処分するか、火葬する

白いビニール袋

ザリガニの遺体を処理する場合は、燃えるゴミとして処分するか、ペット火葬サービスで火葬を申し込みましょう。


燃えるゴミとして処分する
ザリガニの遺体が外から見えないよう布や紙に包んで、水気が漏れないようビニール袋に入れて処理しましょう。
ビニール袋の口をしっかり締めれば、腐敗による臭いを抑えられましょう。
最も一般的で費用も掛からない方法ですが、気持ちの整理が難しいかもしれません。

ペット火葬サービスを利用する
大切に育てていたザリガニを燃えるゴミとして処分したくない場合は、ペット火葬サービスを利用しましょう。
ザリガニのような小さな生き物でも、ペット火葬業者に依頼すれば火葬してもらえます。
火葬することで心の整理がつき、しっかりとお別れができます。
ペット火葬業者に依頼すると、専用の火葬炉を使って煙や臭いを抑えて火葬してもらえます。
また、火葬の形式によっては読経や供養グッズの提供などのサービスも用意されている場合があります。
火葬後に遺骨を残すことができるサービスや、納骨堂に供養するオプションも選択可能です。

法律上、家庭での火葬には規制があり、適切な設備が必要になります。
高温を出せる焼却炉が必要であり、自治体への申請が求められるため、飼い主様の手で火葬するのは控えましょう。
また、臭いや煙の発生によって近隣トラブルにつながる可能性もあります。

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ザリガニの死を通して命の大切さを振り返る

ザリガニをつかむ手

もしお子様とザリガニを飼育していた場合は、ザリガニの死をきっかけに命について一緒に考えてみましょう。
小さな生き物でも、お世話をしているうちに愛着が湧き、その喪失を通して命のはかなさを実感するものです。
お子様と一緒にザリガニの生前の様子を振り返り「どんなお世話をしたか」を話し合うのも良いでしょう。
その中で、命あるものはいつか終わりを迎えること、それまでの時間を大切にすることの重要性を伝えてあげましょう。


また、ザリガニの死を悼みながら、命を預かる責任について考えることも有意義になるでしょう。
「命には限りがあること」「飼育を始めたら逃がさず、責任を持って最後まで世話をすること」の意味をお子様と一緒に見つめ直すせばで、今後のペットちゃんとの関わり方や、野生の生き物への接し方にも変化が生まれるでしょう。


ザリガニの命を通して学んだことを胸に刻み、次に出会う生き物との関係をより深めていくことが、お子様がペットちゃんを飼ううえでの大切な経験となるでしょう。

まとめ

ザリガニは条件付特定外来生物に指定されています。
死んだら遺体を川や海に流したり、土に埋めるのはやめましょう。
ザリガニの遺体は燃えるゴミとして処分するか、ペット火葬業者に依頼して火葬してもらいましょう。
また、お子様がザリガニを飼育していた場合、ザリガニの死は命の尊さを学ぶ大切な時間になります。
この経験を通じて生き物を尊重する心を育んでいくことが、次に出会うペットちゃんとのより良い関係につながることでしょう。

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