鯉が死んだら川や池に捨てないで!正しい供養の方法を解説

錦鯉の頭

「燃えるゴミとして処分するのはかわいそうだから」と鯉の遺体を川や池に捨てるのは絶対にしてはいけません。
水質の悪化や野生のウイルス感染リスクが高まり、生態系にも悪影響を及ぼす可能性があります。
しかし、鯉を大切に育ててきたからこそ、もし突然死んでしまったとき、どう対処すべきか悩む飼い主様も多いでしょう。
このページでは鯉が死んだら取るべき行動川や池に捨ててはいけない理由適切な供養方法について解説します。

このページでわかること

鯉が死んだら池から取り出して様子を確認する

紅葉と鯉

鯉が死んでいるのを見つけたら、まず同じ池で飼育している他の鯉への影響を防ぐため、できるだけ速やかに池から取り出す必要があります。
取り出す際は、鯉用の網やタモを使用し、遺体を傷つけないようにすくい取りましょう。
特に気をつけたいのは、死亡した鯉を長時間池の中に放置しないことです。
これは水質の悪化を防ぎ、他の鯉たちの健康を守るためにも重要なポイントになります。
死因が感染症である可能性もあるため、なるべく早く取り出してあげましょう。


鯉が死んだら、死ぬ直前の行動外見などを記録しておきましょう。
死んだ鯉は池の底に沈んでいる、水面に浮いているなど、死因によって様々な状態が見られます。
また、生前と比べて明らかな体色の変化や、鱗の状態に異常が見られる場合もあります。
死後時間が経過すると、体の硬直や変色が進むため、できるだけ早期の発見と確認が望ましいとされています。

鯉の死骸を川や池に捨ててはいけない

紙袋とビニール袋

死んだ鯉を川や池に捨ててはいけません。
死んだ鯉が病気や寄生虫を持っていた場合、それが水中に広がる可能性があり、野生の魚にに感染して大量死を引き起こすことがあります。
これによって、生態系全体が破壊される可能性も考えられます。
特にコイヘルペスというウイルスは感染力が強く、死亡率も高いことから水中の鯉が全滅してしまうケースもあります。

地域によっては法律や条例で死んだ鯉の処分方法が定められており、勝手に自然に戻す行為が禁止されていることもあります。
また、遺体を土に埋めるのも、周辺の生態系を破壊してしまう可能性があるためやらないようにしましょう。

鯉が死んだら燃えるゴミとして処分するか、火葬して供養する

池がある公園

行政では、鯉が死んだら燃えるゴミとして処分するように指導されています。
他の人の目に入らないよう、柔らかい布や新聞紙などで鯉を包んでから燃えるゴミとして処分しましょう。


しかし、愛情を込めてお世話をしていた鯉をゴミとして処分することに罪悪感を覚えてしまう飼い主様もいらっしゃるかもしれません。
その場合はペット火葬サービスを利用して供養してあげましょう。

火葬を選択する場合、以下のような選択肢があります。

・合同火葬
複数のペットちゃんを一緒に火葬する方法です。
火葬コストを節約しているため費用を抑えて火葬できますが、個別の遺骨返却はありません。


・個別火葬
飼い主様の鯉のみを単独で火葬する方法です。
事前に希望を伝えておけば、火葬後の遺骨を返してもらえるため自宅供養ができます。
人間と同じような葬儀が行えるため、最も丁寧な供養方法として選ばれています。


また、業者によっては魚の火葬に対応していなかったり、火葬をしても骨がきれいに残らないと説明される場合があります。
鯉の遺骨をきれいに残したい場合は、魚の火葬経験が豊富な業者に依頼すると安心です。
利用者の参考になるよう、火葬事例をホームページ内に掲載している業者が存在しますので、鯉の火葬事例がある業者を選んで相談してみましょう。

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鯉を火葬する場合は遺体を安置する

錦鯉

鯉を火葬する場合は、池から取り出したあとに安置をします。
安置の際は、鯉の体が乾燥しないよう注意が必要です。
清潔な容器に水を入れ、その中で安置をしましょう。


使用する水は、可能であれば池の水を使用するのが望ましいですが、水道水を使用する場合は、カルキ抜きをした水を使用しましょう。
安置場所は、直射日光を避け、涼しい場所を選びましょう。


夏場は特に注意が必要で、腐敗が進みやすいため、冷暗所で保管しましょう。
夏場に限らず、遺体や容器に水が含まれていますので、安置から2日以内には火葬が行えるように準備を進めましょう。
どうしても安置期間が長くなってしまう場合は、定期的に水の交換を行ってください。
遺体を冷凍して安置すると体の損傷を引き起こす可能性があるため避けましょう。

鯉の死因を特定し、他の鯉の健康管理に活かす

三匹の鯉

鯉の火葬が終わった後は、同じ池で飼育していた他の鯉たちの健康を守るため、可能な範囲で死因を探ってみましょう。
外見的な特徴や、死亡時の状況から、ある程度の推測が可能です。
例えば、体表の発赤や白濁、エラの状態などは、病気による死亡の可能性を示唆します。
特に注意が必要なのは、感染症の可能性です。
同じ池で飼育している他の鯉にも影響が及ぶ可能性があるため、早期の対策が重要となります。
必要に応じて、水質検査や専門家による診断を受けることもおすすめします。

まとめ

鯉が死んだら速やかに池から取り出しましょう。
感染症による死亡の可能性があるため、川や池に捨てるのは避け、燃えるゴミとして処分するか火葬を検討しましょう。
火葬を選ぶ場合は、適切に安置し、魚の火葬に対応した業者を選ぶのがポイントです。
どの方法を選ぶにせよ、心を込めた供養を行うことで、大切な家族との別れを形にすることには変わりありません。
悔いのないお別れの方法を選択してください。

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