イモリが死ぬ前の体型と行動の変化を紹介。見送り方にも注意

浮かぶイモリ

イモリは体が丈夫な生き物と言われていますが、水質の悪化などの悪条件が重なると、体調を崩してしまうことが多いです。

体調を崩すと、命にかかわる重大な病気につながることもあります

大切なイモリのために、普段と違う様子を見せている場合は注意して見守ってあげましょう。

このページではヤモリの病気の兆候や、死ぬ前に見せる変化について紹介します。

イモリが死ぬ前の変化

正面を向いたイモリ

イモリが死ぬ前には、見た目に異変が現れることが多いです。

【綿のようなものが付いている】

イモリの体に白い綿が付いている場合は「水カビ病」にかかっている可能性があります。

水カビ病は水質の悪化が原因の場合が多いため、発症したイモリがいる場合は水槽の環境を見直しましょう

【太ってくる】

イモリが太ってきた場合は、脂肪肝や風船病で死亡する可能性があります。

餌やりは2~3日おきでも問題ありません。

あげすぎると病気のリスクが高まるため注意が必要です。

・エサをあげてないのにお腹が膨れる場合は?

お腹に水が溜まる「腹水病」と呼ばれる病気の可能性があります。

こちらは水が悪くなって発生した細菌などが原因と考えられるようです。

【水に浮かんでいる】

お腹が膨れたイモリが水面に浮かんでいる場合は、消化不良を起こして体内にガスが溜まっているのかもしれません。

また、消化不良に加えて、腎機能が低下して体内に水が溜まっている状態である「風船病」の可能性もあります。

風船病になった場合、エサを食べなくなってやがて亡くなります。

【エサを食べなくなる】

イモリはストレスやエサに飽きるなどの理由で、拒食になってしまうことがあります。

イモリは数日エサを食べなかった程度では何ともありませんが、拒食状態になった原因は把握しておくことをおすすめします。

対策を講じないとそのまま死んでしまうこともあるためです。

考えられる理由
お迎えしたばかりストレスで食欲がない
前まで食べていたエサを食べなくなるエサに飽きた
元気がない体調不良

エサに飽きた場合は代わりに食べられるものを探す、体調不良の場合は治療してあげるなど、早めに対策できます。

原因を見つけることは、大切なイモリが快適に過ごすために必要なことでもあるのです。

イモリは突然死に注意

水槽の中のイモリ

環境によってはイモリが突然死することもあります。

様子を見ることに加えて、イモリが快適かつ安心して過ごせる環境を整えてあげてください。

【変態期】

エラ呼吸の幼生から成体期の肺呼吸に切り替わる変態期は文字通り体が変化します。

体に腫瘍ができたり、体調を崩したりと、水質など周囲の環境が悪いと一気に体調を崩し、亡くなってしまうことがあるようです。

イモリの繁殖を目指す場合は注意しましょう。

【脱皮にも注意】

イモリは脱皮する動物です。

しかし、他のイモリに邪魔される、皮を脱ぐ助けになる石などがないなどの理由で上手に脱皮できず「脱皮不全」を起こした場合、そのまま死んでしまうことがあります。

そうならないよう、栄養バランスの取れた食事をさせ、水質を悪化させないことが大切。

また、脱皮不全を起こしている個体を見つけたら隔離して温浴させることも検討しましょう。

イモリのお見送り方法を考える

2匹のイモリ

イモリの健康で快適な生活を考えることとあわせて、お見送りについて考えてあげましょう。

両生類であるイモリは感染症予防のため、遺体を外に出さないようにする必要があります

いざとなって慌てないように、いつかのお別れ方法も考えてあげてください。

【イモリの供養方法を決める】

イモリの供養方法はプランター葬や手元供養など、遺体を外に出さない方法を選びましょう。

【プランター葬】

遺体をプランターに埋葬する供養方法です。

見送った後も、存在を身近に感じられます。

必要な場合はプランターごと移動させることもできるため、引越しの際も安心です。

・遺体をお庭に埋葬するのはリスクが高い

遺体をそのまま埋葬するとイモリが持っていた病原菌や細菌が外に広がり、自然環境に悪い影響を与える可能性があります。

特にイモリなど両生類は「カエルツボカビ」と呼ばれる感染症にかかる可能性があります。

強い感染力で周囲の生態系に致命的な影響を与える病気のため、水槽内の砂・水などは外に捨てず、廃棄する場合は漂白剤などで消毒する事が推奨されています。 ※1

遺体は火葬や袋などに入れて燃えるゴミに出す方法で送り出すことをおすすめします。

※1 参考サイト 「カエルツボカビについて」京都府

【イモリは火葬する】

両生類であるイモリは火葬のイメージがないかもしれませんが、近年ではイモリの火葬に対応してくれる業者も増えてきました。

使用する火葬炉によっては、イモリのような小動物もお骨を残して火葬することもできます。

お骨が残ることで「安心して埋葬できる」「手元供養ができる」などのメリットがあります。

大切なイモリを丁寧に弔いたい場合は、火葬を検討することをおすすめします。

ハピネスはイモリを含む両生類の火葬にも多く携わってきました。

飼い主様がペットちゃんに抱く感謝と愛を第一に考えて、適切にお見送りできるようにサポートしますので、イモリの見送りについてご要望があればお気軽にご相談ください。

まとめ

イモリが死ぬ前には「太ってくる、もしくは体が膨れて来る」「水に浮かぶ」など見た目でわかる変化に加えて「エサを食べなくなる」などの行動を見せることがあります。

イモリは水質の悪化で体調を崩すことがあるため、このような行動が見られたら水槽内の環境を見直してあげましょう。

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この記事の執筆者

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ペット火葬
ハピネス 編集部 J・N

愛するペットちゃんとのお別れによって心に深い悲しみと不安を抱えた飼い主様を支えられるような、わかりやすく正確な記事作成を心掛けています。自分のこと以上に大切な家族を思いやることができる優しい心を持った飼い主様の力になれるように努めます。

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