カクレクマノミが死んだらすぐに水槽から取り出して!供養方法も解説

カクレクマノミと白いイソギンチャク

小さい体でふわふわと水中を泳ぎ、たくさんの癒しや喜びを与えてくれたカクレクマノミ。
飼い主様を癒してくれた存在だからこそ、最後まで心を込めて送り出したいと思うのは当然のことです。
カクレクマノミが死んだらどのように扱い、供養すればよいのか悩まれる方も多いでしょう。
このページではカクレクマノミへの感謝の気持ちを伝えられる安置方法や、供養方法などについて詳しく解説します。

このページでわかること
  • カクレクマノミが死んだら腐敗が進む前に速やかに水槽から取り出す
  • 遺体の供養方法には埋葬や火葬、燃えるゴミとしての処分など様々な選択肢がある
  • 水槽で他の生き物を飼育しない場合は、早めに水槽やヒーターなどを片付ける

カクレクマノミが死んだら水槽から速やかに取り出す

水面を見るカクレクマノミ

カクレクマノミが死んだら、死後硬直腐敗が始まる前に水槽から取り出さなければいけません。
カクレクマノミが死ぬと、死後硬直が始まります。
初めに死後硬直が起こり、その後、解硬を経て筋肉の軟化が始まります。
この段階で魚自身が持つタンパク質分解酵素が働き、タンパク質が分解される自己消化という現象が進行します。
自己消化が進むと、筋肉はさらに軟らかくなり、魚の体に付着していた微生物が急速に繁殖を始めます。
この微生物の増殖が進むにつれ、魚の体か腐敗をはじめ、場合によっては腐敗臭や毒性を持つ物質が生成されることもあります。
最終的には、腐敗による悪影響が水槽内全体に及び、他の魚の健康にも深刻な被害をもたらす可能性があります。
そのため、カクレクマノミが死んでいるのを見つけたら、なるべく早く水槽から取り出しましょう。

カクレクマノミの安置方法

カクレクマノミと青いイソギンチャク

カクレクマノミが死んでいることに気づいたら、次のように安置してあげましょう。
まず、水槽から亡くなったカクレクマノミを取り出して、布などでやさしく拭いてあげます。
それからカクレクマノミの体に合った容器に入れて安置しをします。
水中の生物であるカクレクマノミは、水がないところで保管すると乾燥してしまいます。
遺体は水分を少し含ませたタオルや脱脂綿などで包んであげましょう。
さらに箱の中に保冷剤を入れておくと安心です。長時間保管する場合は、時々取り替えることを忘れないようにしてください。

カクレクマノミの遺体の供養方法

カクレクマノミと紫のイソギンチャク

カクレクマノミの遺体は埋葬をしたり、燃えるゴミとして処分したり、イソギンチャクに餌として与えて供養をします。
また、小型の熱帯魚に対応している業者であれば、火葬をして供養できます。


・埋葬する
飼い主様が所有する敷地内やお庭にカクレクマノミを埋めて供養する方法です。
ご自宅にお庭がない場合は、プランターの中に埋葬して供養できます。
しかし、カクレクマノミの遺体には塩分や特有の病原菌を含んでいる可能性があり、植物や生態系に影響を与えるリスクがあります。
また、アライグマなどの害獣に掘り起こされてしまう危険性もあります。
土の中で腐敗が始まり、悪臭が発生して近隣の方から苦情を受ける可能性もありますので、
埋葬によるトラブルが心配な場合は、他の供養方法を選択しましょう。

・燃えるゴミとして処分する
庭がない場合や処理に困った際には、自治体のゴミ収集規則に従い、燃えるゴミまたは不燃ゴミとして処分しましょう。
処分の際は他の人の目に触れないよう、紙や布で包んでから処分しましょう。
しかし、可愛がってお世話をしていたカクレクマノミをゴミとして処分することに罪悪感を覚えてしまう飼い主様もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、土葬や火葬など、ゆっくりと感謝の気持ちを伝えられるような供養方法を選びましょう。


・イソギンチャクに餌として与える
イソギンチャクを飼育している場合、遺体を餌として与えることもできます。
ただし、この方法は飼育環境やイソギンチャクの種類によって適さない場合があるため、慎重に判断してください。

・火葬する
カクレクマノミを火葬する場合は、小型の熱帯魚の火葬に対応している業者を選んで依頼しましょう。
火葬の相談をすれば、遺骨がどのような状態で残るのか、遺骨が砕ける可能性があるかどうかなど、火葬後の状況について詳しく説明を受けられます。
近年では、インターネットを利用して口コミや評価を確認できるため、事前に情報収集を行うのがおすすめです。

一部の業者では、小型の熱帯魚の火葬事例をホームページに掲載している場合もあります。
そうした事例を参考にすれば、安心してカクレクマノミの火葬を任せられるでしょう。
火葬に掛かる費用は、他の供養方法よりも高額になります。
しかし、大切なカクレクマノミを丁寧に見送る方法として、心を込めて送り出したい飼い主様には適切な供養方法だと言えるでしょう。

ご相談・お見積もりペット火葬・葬儀の
ことならハピネスへ

大切で大好きな家族だからこそ、
真心を込めて。

他の熱帯魚を飼育する予定がない場合は水槽を片付ける

水槽に写るカクレクマノミ

カクレクマノミが死んだ後、水槽の中に他の熱帯魚がいなくなり、完全に飼育を終了する場合には、水槽を早めに片付けましょう。
片付けが遅れると藻などが繁殖して水槽が汚れ、掃除が大変になります。
水槽内の海水を捨て、ヒーターやフィルターなどは機器を水槽から取り外し、水洗いして乾燥させます。
サンゴ砂やは塩分を含むため、庭や土壌に直接埋めることは避けてください。
サンゴ砂は「燃えないゴミ」として小分けして廃棄する方法が適切です。
不要になった水槽は、お住まいの地域の自治体が定めた処分ルールに従って廃棄しましょう。
また、水槽やヒーター、未使用のフィルターなどはオークションやフリマアプリなどを活用して売却するのも一つの手段です。
ゴミを処分する費用を節約できるだけでなく、リサイクルにも貢献できます。

まとめ

カクレクマノミが死んだら速やかに水槽から取り出し、適切な方法で安置供養を行うことが重要です。
遺体の供養には埋葬や火葬、ゴミとしての処分など様々な方法があり、飼い主様の意向や環境に応じて選択しましょう。
また、引き続き水槽で他の熱帯魚を飼育しない場合は、水槽や飼育器具を自治体が定めた処分ルールに従って片付けましょう。

ペット火葬ハピネス
公式SNS
SNS

Twitter instagram facebook YouTube

ペット火葬ハピネスは、Twitter・Instagram・Facebookなど各種SNSも配信中。 ペットちゃんを飼っている方に役立つ情報を日々発信しております。
また、ペット火葬ハピネス公式YouTubeアカウントでは、ペット火葬に関することや、ペットちゃんの飼い主様に役立つ情報を動画でわかりやすくご紹介しております。 ぜひご活用ください。

ペット火葬ハピネスは
全国対応
AREA

ペット火葬ハピネスは
最短10分で駆けつけます!

最愛のペットちゃんが亡くなってどうしたらいいかわからない。
ハピネスはそんな飼い主様に寄り添って最良のカタチでペットちゃんを
お見送りするお手伝いをいたします。
ペットちゃんが安らかに眠れるよう旅立ちの準備をいたしましょう。

※許認可の関係等で現在対応できない地域も一部ございます。

ご相談・お見積もり大切で大好きな家族
だからこそ、真心を込めて。

累計ご相談実績
100,000件以上
¥5,500~
(税込)