グッピーは死ぬ前にどうなる？見た目の変化は病気のサインかも？

もしかすると、その行動はグッピーからの体調不良を訴えるサインかもしれません。

あるいはすでに病気にかかっており、急いで治療が必要になっている可能性も考えられます。

グッピーからのSOSを見逃さないように、このページを参考に様子を見てあげてください。

グッピーが死ぬ前に見せる行動

グッピーは死ぬ前に、以下のような症状を見せることがあります。

この場合は体力が尽きかけている、栄養失調になっているなどの理由が考えられます。

【見た目に変化が現れている場合は病気の可能性あり】

また、以下のように見た目に異変が現れている場合は病気にかかっている可能性があります。

変化が現れる場所	見た目の変化	考えられる病気
・ヒレ	1：ボロボロ 2：綿・モヤのような白い物が付く 3：ヒレが閉じている	1：尾ぐされ病 （カラムナリス） 2：水カビ病 3：体調不良・感染症 ハリ病の場合もある
体	1：白い斑点ができている 2：黄色い斑点ができる 3：ウロコが逆立つ	1：白点病 2：コショウ病 3：松かさ病

グッピーに病気が見つかったら、症状を観察して病名を特定することをおすすめします。

症状が出ている魚を別の水槽で薬浴（薬を溶かした水の中でしばらく過ごさせること）させることで治療できるケースも多いためです。

グッピーの主な死因と対策方法

グッピーの主な死因は以下の3点です。

原因を特定できれば対策できるため、グッピーの調子が悪いときはよく観察してみましょう。

【病気】

病気にかかると、グッピーは大幅に体力を消耗して亡くなってしまいます。

症状が進んでからでは治療が難しいケースも多いため注意してください。

また、白点病など一部の病気は水槽内の他の魚に感染することもあります。

1匹の発症を確認したら他の魚も注視して、必要な場合は早めに治療してあげてください。

・対策

病気の兆候に早めに気付く。

初期であれば症状に合わせた薬浴などで対策できる場合も多い。

【水質があっていない】

体にあわない環境で過ごしているグッピーは元気をなくしてしまいます。

特に、新しい生体の導入や手入れ不足が原因で水質が悪化し、いつの間にかグッピーの生活に適さない水になっている可能性があります。

・対策

定期的に水質を確認し、快適な環境になっているか確認しましょう。

一般的にグッピーが快適に過ごせる環境は以下の通りです。

【水槽内に魚が多すぎる】

グッピーは安価で買える魚であり、品種によって様々な模様を楽しめるため、つい増やし過ぎてしまう方も多いです。

また、水槽内の条件が整うと簡単に繁殖してしまうため、意図せず水槽内に大量のグッピーが溢れることも。

しかし、水槽内にグッピーを増やしすぎると以下のような問題が発生します。

グッピーは胃袋がなく、食べた物はそのまま腸で吸収される特徴があります。

食べたものを長い間体に留められないため、他の魚に邪魔されてエサを食べ損ねることが続くと餓死する可能性があります。

しかし、エサを与えすぎると水が汚れてしまうなど、水槽内に大量の魚を入れると問題が発生することが多いです。

・対策

余裕を持って管理できる数だけを飼育する。

予想以上に繁殖した場合は友人に譲る。

グッピーが死ぬ前に考えておきたい見送り方

グッピーのような体の小さい魚はお庭に埋葬している、もしくはそうしたイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、近年ではグッピーを弔う方法には様々な選択肢があり、飼い主様の希望に沿って方法を選ぶこともできます。

【グッピーの供養方法】

グッピーの供養方法は火葬後の遺骨をお家で管理する「手元供養」か「埋葬」が人気です。

また、埋葬の中でも「プランター葬」を選ぶ方も多いです。

どちらも遺体を土に還す供養方法ですが、持ち運びできるプランターを使用することで「お庭が無くても大丈夫」「引越しなど生活の変化にも対応できる」などのメリットがあります。

プランター葬の詳しいやり方やメリットは以下のページで紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

【大事なグッピーは火葬して見送る】

近年ではグッピーの火葬を行ってくれる火葬業者も増えています。

きちんと火葬して大切なペットちゃんの旅立ちをしっかりと見送れば、寂しい気持ちを和らげることもできます。

お別れが寂しい、ペットちゃんに感謝を伝えたいと考える場合は、火葬ををおすすめします。

ハピネスは熱帯魚の火葬・葬儀のご相談にも多数対応してきました。

心に残るお見送りになるように心を込めてサポートしますので、まずはご相談だけでも遠慮なくどうぞ。

葬儀に関するご相談は無料で承ります。

まとめ

グッピーは死ぬ前に「元気を失って動かなくなる」「エサを食べなくなる」など、体調不良の様子を見せることがあります。

また、グッピーの体やヒレに「傷みや斑点」「モヤのような白い汚れ」が付いている場合は、水槽内に細菌や寄生虫が発生したことが原因で病気が流行っている可能性があります。

病気にかかったグッピーは大幅に体力を消耗して亡くなるうえ、水槽内すべての魚に悪影響が及ぶ可能性があります。

病気の兆候を早めに発見し、対策することが大切です。