キンクマハムスターは死ぬ前に「見た目の変化」「下痢などの体調不良」が現れます。
大切なペットちゃんが幸せな生涯を送れるよう、飼い主様はこうしたSOSのサインを見逃さず「原因を探る」「病院に連れていく」などの処置をしてあげてください。
このページではキンクマハムスターが死ぬ前の症状と、お見送り方法についてご紹介します。
キンクマハムスターが死ぬ前の見た目の変化
ハムスターの見た目に変化があれば、まずは病気やケガを疑って様子を見てあげましょう。
注意深く見守ることと同時に、原因を推測することもおすすめです。
【毛並みが乱れる】
ハムスターは毛づくろいや砂浴びを欠かさず、常に清潔な毛並みを保つ習性があります。
そのため、毛並みが乱れたり汚れたりしている場合は「ケガをしている」「病気になって毛づくろいする力がない」ことが考えられます。
【顔つきが変わる】
顔つきが変わった場合も注意が必要です。
年齢を重ねたハムスターは目が白く濁る場合があるため老化のバロメーターになるほか、不調が顔に現れることもあります。
【痩せる】
ハムスターが目に見えて痩せている場合は「きちんとご飯を食べていたか」を思い出し、様子を観察してみましょう。
最近の様子に変わったことがないかを把握すると原因を探りやすくなるうえ、診察を受ける際にも説明しやすくなります。
【通院の際に伝えたいこと】
観察の結果「食欲がない様子で、ご飯を少ししか食べていない」「きちんと食べているのに痩せていく」など気になることがあれば、病院で診てもらってください。
確認するポイントは以下の5点です。
・ご飯は食べているか?水は飲んでいるか?
・食べている場合の量はいつもと比べて多い?少ない?
・いつ頃から食べなくなった?
・体調を崩した様子はないか?
・排泄はしているか?
キンクマハムスターが死ぬ前に見せる症状
以下のような症状が出た場合は、早めに病院に連れていってあげましょう。
【下痢をする】
ハムスターは消化不良や食べすぎなどが原因で下痢をすることがあります。
軽いものであれば自然に治ることもありますが、以下のような状態の場合は要注意です。
・お尻が汚れて、濡れている
・ケージ内でいつもと違う臭いがする
・便の形が水状
これらの症状が出ている場合は「ウェットテイル」という状態かもしれません。
また、ハムスターが下痢をすると体力と水分を大幅に消耗します。
軽度であっても診察を受けましょう。
【動かなくなる】
動かなくなり、ぐったりした様子の場合は相当体力を消耗している証です。
早めに病院に連れて行ってあげてください。
その際は体温が下がらないように、キャリーケースの1面にカイロを貼るなど寒さ対策をしてあげてください。
キンクマハムスターが死ぬ前に考えておきたいこと
大切な家族の一員を丁寧に送り出せるよう、火葬・供養の希望は早めにまとめておくことをおすすめします。
いつかのお別れのことを考えておけば、大切なハムスターと過ごすこれからの日々に思いを馳せ、1日1日を大切に思えるようになるはず。
悔いのないお見送りのため、一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。
【供養方法を決める】
キンクマハムスターは体が小さいため、身近な場所で供養することを検討する方も多いです。
具体的には以下の方法が挙げられます。
手元供養 | キーホルダーへの納骨や骨壺を自宅に置くこと |
埋葬 | 自宅のお庭にお骨を埋葬する |
プランター葬 | プランターにお骨を埋葬する |
キンクマハムスターの寿命は2~3年。
短い分「もっとしてあげられることがあったんじゃないか」「病気になったのは自分のせいではないか」と後悔する飼い主様も多いです。
その辛い気持ちを少しでも和らげるために、丁寧にお見送りしてあげることが大切です。
【火葬方法を決める】
ハムスターの火葬は「ペット火葬業者」「自治体」のどちらかを選んで依頼します。
大まかに、以下の違いがあります。
ペット火葬業者 | ・葬儀も依頼できる ・返骨される |
自治体 | ・料金が安い ・返骨されない |
詳しい火葬・供養については以下のページでまとめていますので、参考にしてください。
ペットちゃんは大切な家族の一員です。
そんな存在を失った場合、冷静に判断を下すのは難しいうえ、その判断を後悔する可能性もあります。
後悔を抱えないため、大切なペットちゃんの安らかな眠りを祈るため、見送り方を事前に決めておくことは大切なことです。
ハピネスはハムスターのお見送りにも多く携わってきたため、飼い主様の理想のお見送りを実現するためのプラン設定にも対応します。
ご相談は無料で承りますので、まずはご相談ください。
まとめ
キンクマハムスターに「毛並みが乱れている」「急激に痩せている」などの変化が見られた場合は、ケガや病気の疑いがあります。
また「下痢をしている」「ぐったりして動かない」などの症状が出ている場合は、一刻も早く診察を受けるようにしてください。
体の小さいハムスターは体力不良による体力の消耗が命取りになることがあります。
少しでも様子がおかしいと思ったら病院に連れていきましょう。