アメリカンショートヘアが死ぬ前の見た目の変化と行動を紹介

アメリカンショートヘアの様子がおかしい場合は「体調を崩していないか」「ケガをしていないか」を確認しましょう。

ちょっと調子を崩したくらいであればいいですが、重大な病気の兆候や、悪い場合は寿命が近づいているサインかもしれないためです。

このページではアメリカンショートヘアが死ぬ前に見せる行動や見た目の変化、お別れに備えて考えておきたいことをご紹介します。

アメリカンショートヘアが死ぬ前に見せる行動の変化

活発なアメリカンショートヘアが元気を無くしている場合は心配になるもの。

特に、いつもと違う様子を見せている時は注意して様子を見てあげてください。

【元気がない】

死ぬ前の猫は体力がなくなり、寝たきりになる事も多いです。

「呼びかけても目を覚まさない」「ご飯の時間になっても寝たまま」場合は体調不良を疑うようにしましょう。

また、起きた後も体長が悪そうにしている、体温が下がっているなど様子がおかしい場合は病院に連れていって原因を調べてもらうことをおすすめします。

【鳴き声をあげる】

死ぬ前の猫は大声で鳴き続けたり、いつもと違う鋭い声をあげたりすることもあるようです。

体の苦しさを訴えているのか、心細さから飼い主様を近くに呼びたがっているのか、鳴いている原因を探ることに加えて、できるかぎり近くにいてあげましょう。

【できることが少なくなっていく】

寿命が迫っているアメリカンショートヘアは自分で食事ができなくなる、トイレを失敗するなど、自力でできることが減っていきます。

歳を取った猫も同じような状態になる事が多いですが、急にできることが少なくなり、失敗が増えたら注意して様子を見てあげてください。

【いつもと様子が違う】

寿命が近づいているアメリカンショートヘアは以下のような様子を見せることがあります。

いつもと違う様子であったり、不安そうにしている場合は注視してあげてください。

猫は寿命が近づき、体力の低下を自覚すると隠れて体力を回復しようと考えるようです。

また、普段は甘えたりしないクールな猫が飼い主のそばから離れなくなるなど、いつもと違う様子を見せることもあります。

アメリカンショートヘアが死ぬ前の見た目の変化

アメリカンショートヘアが死ぬ前には行動に加えて、見た目にも変化が現れます。

【痩せていく】

病気が原因で急に痩せる猫もいます。

食欲旺盛なアメリカンショートヘアは体重が増えやすい品種です。

痩せた理由が体重管理の結果であれば問題ないですが、痩せた理由がわからないと言う場合は原因を探ることも大切です。

普段の様子や原因を知らせれば病院で診察してもらう際に役立ちます。

【雰囲気が変わる】

死ぬ前の猫は体が動かしにくくなって毛づくろいをしなくなる、目が見えにくくなって目つきが変わるなどの変化がある場合があります。

愛猫の雰囲気が変わった場合は、病気や体の不調を抱えていないか注意してあげてください。

アメリカンショートヘアを見送る前に決めたいこと

一緒に暮らしたアメリカンショートヘアのお見送りを考えるのは辛いものです。

しかし、何も決めずになりゆきに任せて送り出してしまうと後悔を残すこともあります。

きっちりと希望通りの見送り方をしてあげることは、飼い主様のためでもあるのです。

【これからの過ごし方を考える】

愛猫の様子がおかしい、と病院に行ったら病気が見つかる場合もあります。

その場合は猫ちゃんが快適に過ごせるように、生活を見直すことをおすすめします。

例として、体に痛みがあり動きにくい場合は、必要なものを猫ちゃんが移動しやすい場所に移動させる、食欲がない場合は食べやすいフードを探すなどが挙げられます。

また、これから体調がさらに悪くなった場合や介護が必要になった場合のことも考えておきましょう。

具体的には「お家で介護して看取る場合に必要なこと」「病院で治療してもらう場合の料金や看取り方」などです。

大切な猫ちゃんが幸せな余生を過ごせるように、何より飼い主様が後悔しないように、きちんと考えてあげましょう。

【供養方法】

ご自身の考えや生活にあった方法で供養することで、旅立った愛猫を常に身近に感じることができます。

火葬した後、愛猫をどのように供養するかを考えておきましょう。

アメリカンショートヘアは小柄な猫のため、手元供養や火葬後にお庭に埋葬するなど、幅広い方法で供養できます。

供養についての説明はこちらのページで行っていますので、参考にしてください。

【火葬方法を決める】

アメリカンショートヘアは「自治体に依頼」「ペット火葬業者に依頼」の2つの方法で火葬できます。

	自治体	ペット火葬業者
メリット	安価で依頼できる	・葬儀も依頼できる ・返骨される
デメリット	返骨されない	火葬に加えて人件費がかかる

具体的には「安価で火葬のみ依頼したい場合は自治体」「きちんと葬儀して、供養もきちんとしたい場合は火葬業者」となります。

ハピネスでは無料で火葬・葬儀に関するご相談を承っています。

火葬について知りたいことや不安なことがあれば、遠慮なくご相談ください。

アメリカンショートヘアを見送る前の準備

悲しいですが、愛猫とのお別れの日は必ずやってきます。

その日に備えて、お見送りの準備を整えておくと大切な猫ちゃんとの生活をおだやかに過ごせるはずです。

きちんと準備をするのは愛する猫ちゃんが幸せな余生を過ごすためであり、飼い主様がお見送りに悔いを残さないためでもあるのです。

【お見送りのための準備】

ペットちゃんをお見送りするには、以下の3つの順番で火葬・葬儀を執り行います。

順番に紹介します。

【安置のための準備】
安置の際に必要な棺はダンボールなどで代用する方も多いです。

アメリカンショートヘアはそれほど体の大きい品種ではないので、体が無理なく納められるサイズの箱を選んであげましょう。

また、遺体を冷やす物も用意しましょう。

保冷剤でも問題ありませんが、長い間安置する場合はドライアイスの用意をおすすめします。

他にもお供えのお花など安置に必要な品の調達方法を考えておくことをおすすめします。

【お見送り方法の検討】

アメリカンショートヘアは「自治体」「火葬業者」に依頼して火葬してもらいます。

それぞれ料金・火葬の選択肢・お骨の扱いに違いがあるため、火葬後の供養方法を考慮して最適な方法を選びましょう。

	火葬業者	自治体
料金	安価	人件費・サービスの分、高額になる
火葬方法	お任せ	こちらの希望に応じて選べる
お骨の扱い	返骨されない	返骨される

まとめると「安価で火葬だけしたい場合は自治体」「火葬から供養まで依頼したい場合は火葬業者」を選ぶのがおすすめです。

アメリカンショートヘアが亡くなった後の火葬・供養については以下で詳しく説明していますので、参考にしてください。

また、ハピネスは火葬・葬儀に関するご相談を無料で承っています。

大切なアメリカンショートヘアのお見送りについて知りたいことや不安なことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

これまでの知識・経験に基づいてお答えいたします。

まとめ

アメリカンショートヘアが死ぬ前には、行動や見た目に変化があります。

「呼吸が苦しそう」といった目に見える変化に加えて「食べる量が減った、体が辛そう」など、様子がおかしい場合は注意しましょう。

また、体の不調が「目つきが変わり、痩せていく」など見た目に現れることもあります。

不安な場合は病院に連れていき、診察を受けるようにしましょう。

これからの愛猫との暮らしを見つめ直すきっかけになるかもしれません。