
文鳥が死ぬ前には「見た目」「行動」の2つに異変が現れる場合が多いです。
大切な文鳥が幸せで健康に過ごせるように、文鳥の不調のサインに気付けるようにしておきましょう。
また、いつかのお別れに備えて「火葬・供養の方法」などお見送り方法についての計画を立てておくことも大切です。
このページでは文鳥が死ぬ前の行動に加えて、文鳥とのこれからの生活のために考えたいことを紹介します。
この記事の監修者

高間 健太郎
(獣医師)
大阪府立大学農学部獣医学科を卒業後、動物病院に勤務。診察の際は「自分が飼っている動物ならどうするか」を基準に、飼い主と動物の気持ちに寄り添って判断するのがモットー。経験と知識に基づいた情報を発信し、ペットに関するお困り事の解消を目指します。
文鳥が死ぬ前に見せる危険なサイン

体調を崩した文鳥は見た目に異変が現れることが多いです。
いつもと違う様子の場合は、体調を崩していないかよく様子を見てあげてください。
体の色がくすんでいる
文鳥のクチバシには血管が通っており、体調を崩している場合は白っぽくなったり紫色になったりと、色がくすむことが多いです。
また、文鳥の目の周りを囲っているアイリングの色もくすむことがあるようです。
健康な文鳥のクチバシ・アイリングは鮮やかな赤・ピンク色をしているため、色がいつもと違う場合は血の流れに不調を抱えている可能性があります。
また、病気になった文鳥の体にはしこり・腫瘍ができるなどの変化が現れることもあります。
フンの形がおかしい
健康な文鳥のフンは白っぽい尿酸で包まれていますが、体調を崩した場合は赤色が混ざったり、形が崩れたりします。
フンに異常が出ている場合は寄生虫感染や胃腸の病気などが考えられます。
また、フンのサイズがいつもより大きく、量が多い場合は卵詰まりなど危険な病気の兆候かもしれません。
文鳥が死ぬ前に見せる行動

文鳥がいつもと違う行動を取っている場合は、命に関わる重大な異変を伝えようとしているのかもしれません。
元気が無い・ご飯を食べない
動かない、うずくまっているなど、元気がない様子の場合は病気やケガをしていないか確認しましょう。
「お腹が膨らんでいる」「排泄しなくなった、もしくはしにくそうにしている」などの場合は、文鳥にとって命に関わる病気である卵詰まりの疑いがあります。
その他にも動かない理由には「体力が尽きかけている」「室温が低い」ことが考えられます。
原因が分からない場合は早めに病院に連れていくことをおすすめします。
同じ行動を繰り返している
「足や羽を噛む」「口を開け閉めしている」など、同じ行動を繰り返している場合は、文鳥が体に違和感を感じているのかもしれません。
その違和感は病気が原因のことも多いです。
早めに病院に連れていってあげてください。
文鳥とのこれからの生活を考える

文鳥とも必ずお別れの日が訪れます。
その日を迎える前に、飼い主様にもできることはたくさんあります。
今日からできる方法としては「健康チェック」「環境の見直し」が挙げられます。
【健康チェックをする】
日々のお世話に加えて、文鳥の健康チェックを行うことで、病気やケガのサインを見逃しにくくなります。
チェックする項目は以下の通りです。
確認する箇所 | 確認すること |
目 | ・アイリングの色 ・涙・目ヤニの有無 |
クチバシ | ・色はピンクか ・傷ついていないか |
翼 | ・羽が抜けすぎてないか ・痛そう、不自由そうにしていないか |
行動 | ・何度もあくびをしていないか ・息がしにくそうではないか |
見た目 | ・羽が膨らんでいないか ・お腹が膨れていないか |
フン | ・色・形に異変はないか ・未消化ではないか |
余裕があれば毎日体重を測り、記録することもおすすめです。
体重が急激に増加したことから卵詰まりにいち早く気付けるなど、より正確に体調管理を行うことができます。
【文鳥が安全に、過ごしやすい環境を整える】
放鳥は文鳥にとって大切なストレス解消や運動の機会です。
しかし、アクシデントで怪我をさせたり、アレルギーとなる金属を誤飲させるなど、危険が伴う場合もあります。
そのため、放鳥する部屋では文鳥にとって毒になる金属やチョコレートなどを置かないなど、部屋の環境を見直しましょう。
また、シニア期の文鳥は疲れやすくなったり、物の下敷きになってケガをしたりと、より注意して放鳥する必要があります。
この機会に、放鳥を行う部屋の物の配置を見直すのもおすすめです。
【見送り方を考える】
文鳥の寿命は7~8年ほどと言われています。
長い期間にわたってたくさんの思い出を与えてくれた文鳥とも、いつかは別れの日が来ます。
その日を迎えた際に慌てないように、お見送りの方法を事前に決めておくことが大切です。
・お見送り方法を決める「火葬を依頼する場所」
・供養方法を決める 「お骨をどこで管理してもらうか」
・「たくさん写真を残したい」など、してあげたい、したいことをまとめる
近年では文鳥の火葬から供養まで一括して対応してくれるペット火葬業者も増えています。
たくさんの思い出に感謝を込めてきちんと見送ってあげたい場合は、火葬方法に加えて供養方法まで、事前に計画を立てておくのがおすすめです。
【きちんと見送ってあげることの大切さ】
ペット葬儀サービス「ペトリィ」を運営するシェアリングテクノロジー株式会社が行った「ペット供養のスタンダードは?」というアンケートでは「個別葬が望ましい」と回答した方が全体の61.5%と大きな割合を占めています。
また、10~60代の方を対象にした「ペットの葬儀・告別式は「必要」だと考える人の年齢層別割合」でも「必要」と答えた方は年齢を問わず6~8割を超えていました。
体の大きさは違っても、人生を一緒に歩んでくれた大切な家族だからこそ「きちんと見送りしてあげたい」という飼い主様の愛情が伺える結果です。
文鳥も同じです。
「どのようにお見送りしてあげたいか」を一番に考えるようにしましょう。
※参考サイト
文鳥のお見送り方法

大切な文鳥が亡くなったら、火葬して送り出してあげましょう。
文鳥の火葬は「ペット火葬業者」か「自治体」に依頼できます。
それぞれ「費用」「お骨の扱い」「葬儀の有無」に違いがあります。
ペット火葬業者 | 自治体 | |
費用 | 人件費・葬儀費など | 火葬費のみ |
お骨の扱い | 返骨してもらえる | 基本的に返骨されない |
葬儀の有無 | してもらえる | してもらえない |
自治体には安価で火葬を依頼できるメリットがあります。
対して、火葬業者では料金が自治体に比べて高くなる代わりに、人間の葬儀と同じように火葬から葬儀までペットちゃんの見送りに携わることができます。
ハピネスでは火葬や供養のご相談はもちろん、お見送りに関しての不安を解消するアドバイスも行っています。
これまで多くの文鳥のお見送りに携わってきた経験を活かして飼い主様の心配や不安に寄り添います。
ご相談は無料で承りますので、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
文鳥は死ぬ前に「クチバシや目の周りの色がくすむ」「フンに異変がある」などの変化が現れます。
また、ご飯を食べず元気がないなど、行動に異変が現れることもあります。
大切な文鳥が幸せな生涯を送れるように、日々健康チェックを行い、気になることや異変があれば早めに病院に連れていきましょう。
また、いつか来る別れの日には悔いなくお見送りできるように、火葬の依頼先や供養方法などを考えておくこともおすすめです。